ヌマンタの書斎

読書日記から始めたブログですが、今は雑記帳になっています。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

表現の自由に思うこと

自由という権利を行使する際には、自制が求められると思う。フランスの風刺画がイスラム教徒を怒らせて、遂にはその発行元の新聞社を小銃で襲撃して十数名の死傷者を出した事件が起きた。フランスはもとより表現の自由を掲げて、テロには屈しないと宣してい…

サッカー アジア杯ベスト8で敗退

サッカー、なめんなよ。そう軽薄なマスコミ報道に言いたくなる。なにしろ、日本は連覇がかかっていると勇ましい報道ばかりで、アジア杯の厳しさを伝えるものは少なかった。私は70年代、80年代の日本サッカーの底辺時代を知っているので、マスコミのいい…

農協改革の背景

第二の自民党(ただし農林派限定だが)ぶっ壊し計画だと、私は考えている。元々の始まりは「自民党をぶっ壊す」と威勢よく登場した小泉・元首相である。正確には公共事業に巣食う自民党の経世会潰しが表向きの目的である。だが、その裏には大蔵省(当時)が…

フリージャーナリスト

思わず吹き出してしまった。先週末のことだが、ワイシャツにアイロンをかけながら、何気なく付けたTVのスイッチ。イスラム国の人質事件に食傷気味であったのだが、若いアナウンサーがビートたけしのことをフリージャーナリストだと紹介したのに面食らった…

狼の紋章 平井和正

中学生の頃、私の書斎は二段ベッドの上段であった。隣に置いてある衣服箪笥の上に、段ボールで即席で作った書棚があり、そこにはお気に入りの本が並んでいた。私は気に入った本は、何度でも繰り返し読み返す癖がある。ベッドの上に寝転んで、私は文庫本を読…

渋谷、東急プラザの閉館

私が初めて食べた本格的な西洋料理は、ロシア料理であった。もちろん、デパートのレストランで西欧料理を食べたことはあったと思う。また町の中華料理のお店で食事したこともあったと思う。だが、フレンチやイタリアンなどの本格的なレストランは二十頃まで…

ST赤と白の捜査ファイル

少し安心した。私が年をとったからかもしれないが、若い人に対して幾つかの疑問というか反感を持つことが増えた。これは何時の時代でもよくあることなのは、エジプトのピラミッド建築時に残された悪戯書き(若いものはなっとらん!)んどからも分かる。最近…

風雲海戦

久しぶりに、本当に久しぶりにはまってしまったゲームがこれ。丁度、一年ほど前のことだ。年末の雑事を終えて、うろうろとネット上を散策し、YAHOOのモバゲーでパズルゲームの「上海」をやり終えた時だった。新着ゲーム(実際には8月に始まっていた)…

民主党代表選挙に思うこと

馬鹿らしいとは言わないが、意味があるのか疑わしいのが民主党の代表選挙である。落選した議員が党首では、あまりに情けない。だから党首選挙が必要なのは分かる。しかし、過去の失政をまるで反省していない。それで再び政権を目指すなんて、あまりに傲慢が…

ウエカツの目からウロコの魚料理 上田勝彦

コツは沸騰させないこと。今年の税理士会京橋支部の新春公演は、水産庁のお役人さんで、魚食の普及に活躍している方だと聞いた。今までの経済評論家などとは一風違う人選なので、興味津々である。やってきたのは、役人というよりも、漁港で見かける漁師のオ…

三宿の吉野家

私は高校卒業までの十代の大半を、世田谷は三軒茶屋の裏町にあたる下馬で過ごした。バブル期の再開発のせいで知人今はなく、訪れることもなくなったので疎くなってしまったが、それでも私にとっては郷里に近い感覚がある町でもある。先日、車で246号線を…

プロレスってさ 小沢正志

あのアンドレの足を折った男、それが生涯の勲章とされてしまったのが小沢正志だ。日本人離れした巨体(身長195㎝)の持ち主で、大相撲では目が出ずのプロレス界入り。海外遠征でギミックとしてモンゴル人レスラー・キラーカーンとして大成功を収めた。海…

ヘロヘロ

今日は朝から会議やらなんやらでヘトヘトなので、明日更新します。おやすみなさい

蘇我氏の正体 関裕二

世の中には、目的のある嘘と、そうでない嘘もある。理由がある嘘と、そうでない嘘と言い換えてもいい。後者の嘘については、その嘘に悩んだり、迷ったりするのは無駄である。嘘をついている本人自体が、その嘘だけで満足しており、その嘘の効果、影響などは…

大阪行き

久しぶりに大阪へ行ってきた。予定はしていなかった。年末に知人の社長さんから頼まれて、急きょ彼の家族とその友人の子供たちを連れてユニバーサルスタジオに行くのが目的であった。子供5名を含め、総勢で十人の大所帯だ。ちなみに社長さん自身は、遅れて…

サンデーモーニングSP

愚者の悪足掻きとしか思えなかった。毎週日曜日の午前中、TBS系列で放送されている「サンデーモーニング」という番組がある。関口宏が司会を務める報道だかバラエティだかよく分からない番組である。ご存じの方も少なくないと思うが、司会を筆頭に反日自…

ベジプロス

野菜くずだって、捨てたもんじゃない。昨年末に本屋をうろうろしていたら、雑誌コーナーで見つけた日経OFFで、野菜スープの特集があったので拾い読みしたところ、見慣れぬ文字があった。ベジブロスって何だ?玉ねぎの皮、ピーマンの種、キャベツの芯など…

今年の箱根駅伝に思ったこと

毎年思うのだが、正月三が日は一年で一番冷え込む気がしてならない。今年は、午前中に軽いジョギングをしたせいか、殊更冷え込みがきつく感じられた。とはいえ、冷たい大気の中を、のんびり風を感じながら走るのは気持ちいい。ただ、走った後の柔軟とストレ…

FURY

井戸の中の蛙、それが戦前の陸軍であった。20世紀に入り陸上戦闘において、劇的に変えたのが機関銃と戦車であった。云い方を変えると、火力の集中攻撃と、エンジンを備えた高速機動戦術による兵力の展開である。19世紀までの戦争は、大型火砲と単発銃で…

新年のあいさつ

明けましておめでとうございます。新年そうそうだが、既に反省しなければならぬ事態に陥っている。年末の温泉旅行で気が付いたのだが、再び体重が元に戻っている。原因は分かっているつもりだ。それはずばりストレス。景気の低迷が事務所を直撃している。な…