国際音痴というか非常識もいい加減にして欲しい。
高市首相の言うとおり台湾有事は日本の危機である。これが分からない人は、日本が海外からの物資を輸入し、加工して輸出している現実をどう考えるのか。特に日本の生命線といって良い原油、天然ガスは中東から台湾近海を通って日本人の生活を支えている。
共産シナは、自らの領海内を自由に航行させる気などない。これは既にフィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナムといった国々が共産シナとのトラブルで経験済みのことだ。決して机上の空論ではない。
更に付け加えるならば、台湾は西側と同じ市場経済と民主主義を掲げる国である。その国が東側の独裁国家に侵略されるのを見過ごすことは、西側社会からすれば自己保身しか考えない勝手な国だと認識されることである。シナに敵視されても日本はたいして被害を受けないが、アメリカやヨーロッパ諸国から不信を買えば、信用できない国として認定されてしまう。それはウクライナ戦争をみれば明らかであろう。
高市首相の台湾に関する発言は、国際的には至って普通の価値観に基づくものに過ぎない。それでも日本のマスコミ様や野党政治家は誹謗して止まない。いや分かっている。分かっていても高市政権を貶める材料として、この件を活用したいのだろう。ただそれだけだ。それだけではあるが、国内の政権争いに国際的な紛争を利用しようとする愚かさは決して許してはいけない。
アメリカは日本国内の馬鹿騒ぎに馴れているが、共産シナはそうではない。得意の恫喝が役に立たないと分かると、渋々と国連に泣き言入れる始末である。もちろんシナの本音は、それそろ手打ちにしたいというか、この話題が立ち消えになることである。
それを邪魔しているのが日本国内の反・高市政権陣営である。彼らは自分たちこそ正義だと思っているので、逆に迷惑になっている可能性には思いが至らない。
日本を戦争の危機に導いているのは軍事増強路線の高市政権ではなく、高市政権打倒のために騒ぎを大きくしている平和を愛するマスコミ様とその金魚の糞の野党政治家です。実に皮肉に思えますが、第二次世界大戦を引き起こしたのは、ヒットラーの強引な領土拡大を平和主義で解決しようとしたイギリスやフランスであったことこそ思い出して頂きたいものです。