ヌマンタの書斎

読書日記から始めたブログですが、今は雑記帳になっています。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

また一軒、馴染みの店が・・・

また一軒、馴染みの店を失いそうだ。仕事帰りの途上で、一人の女性に声をかけられた。すぐには分からなかったが「大黒の家内です」と云われて、すぐに行き着けの「とんかつ屋さん、大黒」のお上さんだと気が付いた。先週、ご主人が脳梗塞で緊急入院したので…

報道の自由度

完全なる報道の自由なんて、ありえない。私は日頃から、そう思っているので、国連の特別報告とやらが日本の報道の自由度が大幅にランクダウンしたところで、特に気にはしない。だいたい、国連自体、決して褒められた存在ではない。元々は、第二次世界大戦の…

ズートピア

素直に楽しんでは、いけない作品だと思った。肉食動物も草食動物も、みんな仲良く暮らす理想の世界ズートピア。そこでウサギ初の警察官となったヒロインと、詐欺師の狐のコンビがズートピアをパニックに追い込んだ事件を追いかける。もちろん、結果はハッピ…

プリンスの死去

どこがイイのか、さっぱり分からなかった。それが、先週亡くなったアメリカの歌手プリンスに対する最初の印象であった。私が十代後半の頃にアメリカの音楽界に彗星のごとく現れて、たちまちスターの座に上り詰めた。当時はマイケル・ジャクソンをも超えるニ…

海上自衛隊の海外訪問

坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い。それが、日本のマスコミ様であり、反日自虐の政治家や政治評論家なのだろう。現在、海上自衛隊という名の日本海軍の軍艦が、フィリピン、タイ、ヴェトナムなどを訪問し、現在はオーストラリアに寄港中だという。この日本海軍の…

租税回避地に思うこと

アメリカこそが、世界最強の租税回避国家である。現在、世界中を騒がしているパナマ文書であるが、その舞台となっているのが租税回避国と呼ばれる小国である。他にもケイマン諸島や、ヴァージン諸島などもあるが、これらは大英帝国の元植民地である。実は公…

雰囲気で決めるのか

雰囲気というか、空気ともいうべきか。日本人は、とかく雰囲気に流されがちだ。故・山本七平氏が、この日本人の気質について指摘しているが、今がまさにその状態だと思う。来年4月に予定されている消費税の税率アップと軽減税率制度であるが、いつのまにや…

暗殺教室 卒業編

アニメの映像化は難しい。特にシリーズものでは、原作を知らないとストーリーの流れさえつかむのが難しくなる。そして、原作のファンであればあるほど、その実写化に厳しい視線が注がれてしまう。表題の作品なぞは、その典型であろうと思う。二時間に満たな…

パナマ文書問題に思うこと

日本のマスコミの見識のなさが良く分かる一件である。現在、世界中の政府要人、企業家、投資家などを巻き込んで大騒ぎになっている通称パナマ文書問題なのだが、日本ではほぼ無風状態である。日頃あまりTVを観ない私だが、このパナマ文書に関する日本のT…

レベル7 宮部みゆき

毒と薬は紙一重。良く知られていることだが、薬を使うのは人類だけではない。野生動物も、薬草などの薬効は知っていて、体調が悪い時などに、日ごろ食べない草木を食べる。それを観察した人間が、その薬効を知ったのが、最初の薬だとされている。だが、薬草…

北島選手の引退

水泳の北島選手が引退をした。この十数年、日本の競泳界を牽引してきた功労者であり、競泳予選での敗退を受けての引退であった。勝って清々しく、負けて潔い選手であったと思う。その一方で、その北島選手を追い抜いていった若手選手が幾人もいることに頼も…

裏賭博とバトミントン選手

賭博で儲けたいのなら親になることだ。そう、教えてくれたのは、東京は某所での鉄火場を仕切っていた代貸しと呼ばれていた男性であった。当時、小学生であった私は、この代貸しという呼称を姓名だと勘違いしていた。秋祭りの神輿担ぎの時に、一番目立つ場所…

僕だけがいない街

やっと日の目を浴びたのが嬉しい。私がこの十数年、ずっと注目していた漫画家の一人に、三部けいがいる。画力は確かだし、ストーリーだって悪くない。登場人物にある種の共通性が見られる傾向はあったが、キャラとして立っていた。もっと人気が出て良い漫画…

報道ステーション 古館氏の退任

報道に完全な自由はあるのか。あまりTVを観ない私だが、この番組の最後は観てしまった。ご存じのとおり、久米宏の後を受けて始まったこの番組だが、TV朝日というか朝日新聞の伝統なのか、反日自虐が目立つ番組であった。久米宏の、おちょくりトークも面…

ジャパッシュ 望月三起也

ワイルド7で知られた漫画家、望月三起也氏が亡くなりました。数年前に拙ブログでも取り上げたワイルド7があまりに突出して大ヒットしたので、他の作品が知られていないのが残念です。そこで、今回取り上げたのが、変わり種中の変わり種、それが表題の作品…

鬼灯の冷徹 江口夏実

正直言うと、私は天国も地獄も信じていない。死んだ後のことなんて、心配も、期待もする必要はない。天国と地獄を必要としたのは、他ならぬ人間である。生きている人間にこそ必要なのが天国であり、地獄である。現実問題、良いことをすれば死んだら天国、悪…

おそ松さん

おそらくだけど、ニートを主人公に据えたギャグ・アニメでは、一番の出来かもしれない。私が子供の頃に流行ったギャグ漫画に「おそ松くん」があった。ギャグの巨匠、赤塚不二夫の代表作であり、六つ子のおそ松兄弟や、イヤミ、ちび太などが登場してのドタバ…

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの完成

アニメーションの実写化は難しい。映画館を出ながら、そう痛感せざるを得なかった。昨今のハリウッド映画の特徴の一つは、かつてパルプ・マガジンと称された粗悪な紙で大量に販売された漫画雑誌のヒーローたちの実写、映画化である。その漫画に夢中であった…

子は親の背をみて育つもの

私の偏見かもしれないことは、予めお断りをしておきます。仕事柄、会社経営者や個人事業者と会うことが多い。その席で、時折聞かされるのが、若い人の労働意欲の低さである。必然的に、労働スキルも低い。更により正確に云えば、若い人だけではなく、働き盛…

なぜか笑介 聖日出夫

ヘラヘラ、笑っているんじゃねぇ!いきなり怒鳴られた。大学一年のWV部での、放課後のトレーニング時であった。今では信じられないかもしれないが、あの当時は、トレーニング中に笑うのは禁じられていた。理由?特に説明もなかったが、要は真面目にやれっ…