ヌマンタの書斎

読書日記から始めたブログですが、今は雑記帳になっています。

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

明後日には判明するが

後だし有利誰が云いだしたのか知らないが、東京都知事選挙に関しては、近年確かに後から立候補を表明した人が当選する傾向があったのは確かだ。もっとも浮動票の多い東京の場合、知名度の高い人が当選しやすい傾向が強く、私はむしろこちらの要因のほうが大…

丑三つの村 西村望

早朝、顔を洗いながらラジオから流れる大量殺人の報をぼんやりと聞いていた。またイスラム・テロかと思い込んでいたら、聞き馴染みのある地名に驚いた。神奈川県相模原市?ちょっと待て、おい日本かよ。改めてTVにスイッチを入れて、CS放送でニュースを…

マリファナ解禁の是非

マリファナは安全だ。そんな主張を耳にすることが増えてきたように思います。最初に断わっておくと、終末期医療としてのマリファナの活用は、私も賛成しています。しかしながら、マリファナは解禁すべきではないとの考えに変わりはありません。まずその安全…

ワンピース フィルムゴールド

ママさんたちは魔法使い。先週の日曜日、友人の家族とその子供の友人連れて、映画とプールに行ってきた。午前中の涼しいうちに映画に行き、午後は市民プールである。例によって私は交替ドライバー要員である。その行きの車の中。10人乗りのワゴン車なのだ…

都政の闇

今月末は、東京都知事選挙である。私が都政というか、都議会を胡散臭いと思うようになったのは、案外と古くて、鈴木都政の最後の頃だと記憶している。革新系首長の代表格でもあった美濃部都政は、その放漫な善意のばら撒き行政により、都の財政赤字を巨額な…

大橋巨泉の死

往年の人気タレントであった大橋巨泉が亡くなったとの記事を読んだ。特段、好きな人ではなかったが、才能のある人だとは思っていた。おそらくだが、集中力が桁外れにあったのだろうと思う。だから、様々な芸事を収め、多趣味多才でいられたのだと思う。ただ…

ファインディング・ドリー

忘れてしまったほうが幸せなこともある。でも、忘れたくない幸せだってある。それなのに思い出せないのは何故だろう。私の父母が離婚したのは、忘れもしない小2の梅雨の時期であった。いや、梅雨明けの頃だったかもしれない。あの晩、妹たちが寝静まった夜…

イスラム・テロと日本

ヨーロッパでテロが頻発している。先週末も、花火大会で人が集まるフランスのリゾート地ニースで、トラックの暴走テロが起き、数十人が死傷した。こんな事件が起きると、日本でもテロの可能性がと騒ぐ人たちがいる。まァ、主にマスコミなのだが、あれはネタ…

犬の力 ドン・ウィンズロウ

本当に面白い本を読む時、その物語が終わりに近づくのが嫌で、敢えて読まずに数日置くことがある。本当は、早く続きが読みたい。その結末が知りたい。でも、この面白さを長く味わいたいが故に、終わってしまうのが惜しくて、本に手を伸ばすのを控えてしまう…

上を向いて歩こう

涙を隠すために、上を向いて歩こう。そんな気持ちを歌にして、故・坂本九の大ヒットとなった「上を向いて歩こう」の作詞者である、永六輔が亡くなったとの報はラジオで聴いた。正直言うと、いささか複雑な心境です。この曲が名曲であることは否定しない。他…

ローテクの難しさ

あまり軽視し過ぎるのも良くないので、一言触れておきます。昨年来、北朝鮮が盛んにミサイル発射実験を強行しております。衛星軌道上まで届く弾道ミサイルだけでなく、潜水艦から発射できるタイプのミサイルの発射実験も度重なる失敗にもめげずに繰り返して…

インデペンデンス・デイ リサージェンス

映画は面白ければ、良いんじゃないの。そう思いつつも、あまり納得していない自分がいる。だいたいが、数万光年の恒星間移動が出来て、しかも、その宇宙船が小惑星規模の巨大なものであるような異星人と戦いになったら、どう考えても勝てるはずがない。でも…

リュウの道 石ノ森章太郎

何故に生き物は進化してきたのだろうか。地球に生きる全ての生物は、進化の賜物である。でも、進化を止めてしまった生き物も少なくない。生ける化石と呼ばれるシーラカンスは、三億年前からその姿を変えていない。そのほか、カブトガニや、サメ、サソリ、ム…

慌てない、慌てない

戦闘と戦争は違う。おそらくだが、近いうち、シナはどこかで戦闘をやると思う。それが南沙諸島なのか、ネパール国境なのか、はたまた中央アジアなのかは不明だが、戦闘が発生する可能性は高い。内政の失敗を、外交で補うのは政治の初歩なのだが、シナは平和…

都知事選挙の前哨戦

時々、この国のマスコミ、とりわけ大新聞とTV局の記者は馬鹿ではないかと思うことがある。自民党の小池百合子が、東京都知事選挙への出馬は自民党都議連の支持がなくてもやると公表した。しかも、都議会の解散をも公約に掲げたのだから、もはや修復不可能…

動物のおしゃべり 神仙寺瑛

瓢箪から駒のようなデビューであった。四コマ漫画を数多く出版している衷走[は、新人の発掘に余念がない。表題の作品の作者は、元々は会社務めを結婚を機に辞めて、専業主婦である間に温めていたアイディアを投稿した結果、採用され人気が出て、ついにシリー…

イギリスの没落

アメリカに覇権国としての地位を奪われた国、それがイギリスだと思う。ただ、元々アメリカ自体が、イギリスの植民地であり、それゆえに複雑な心境となるのであろう。それでも基本的には友邦との認識が強く、政治的にも軍事的にも、また経済的にも強く結ばれ…

プロレスってさ アイアンシーク

人生、どこで花が咲くかは分からない。それがイラン出身のプロレスラーである、コシロ・バジリであったと思う。伝統的あるイラン・レスリングの使い手であり、本来は正統派のレスラーである。イランからアメリカに渡り、アメリカのアマレスの全米学生チャン…

姑息な党名

支持したい政党がないと感じる人は多い。だが、今回の参議院選挙で出てきた「支持政党なし」党のやり方には首を傾げざるを得ない。党名に共感する人はいるかもしれないが、だったら、どのような政策を推し進めようとしているのかぐらいは説明する必要がある…

政界渡り鳥

政界女渡り鳥、それが私の印象だ。今週になり、突如東京都知事選挙への出馬を発表したのが、自民党の小池百合子議員である。この方、カイロ大学卒業という変った経歴の持ち主として知られているが、5っつの政党を渡り歩き、いずれも日の当たる場所での地位…